バイデン氏側近、「閣僚人事を24日発表、国務長官にブリンケン氏を起用」
米大統領選で勝利を確実にしたバイデン前副大統領が、明日24日火曜にも最初の閣僚人事を発表する見通しです。
ロイター通信が22日日曜、バイデン前副大統領の側近の話として報じたところによりますと、バイデン氏は24日に最初の閣僚人事を発表する見込みで、さらに新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、来年1月20日の大統領就任式は規模を縮小して行う計画だということです。
また、バイデン氏の政権移行チームの関係筋によりますと、次期国務長官にはベテラン外交官のアントニー・ブリンケン氏が指名される見通しだということです。
ブリンケン氏はバイデン氏の長年の朋友で、オバマ政権で国務副長官や、国家安全保障担当の大統領副補佐官を務めた。
さらに、国家安全保障担当の大統領補佐官には、同じくバイデン氏の朋友であるジェイク・サリバン氏が指名される見通しだとされています。
なお、これに関してバイデン氏の政権移行チーム及び、ブリンケン氏はコメントを差し控えました。
大統領首席補佐官にはロン・クレイン氏が指名されており、同氏はABCの番組で「24日に最初の閣僚の人選が分かるだろう」と述べました。
そして、次期財務長官の有力候補には、イエレン前連邦準備理事会(FRB)議長、ブレイナード現FRB理事、ラスキン元FRB理事、アトランタ地区連銀のボスティック総裁らの名前が挙がっています。
バイデン氏は今月19日、次期財務長官候補を選定したことを明らかにし、今月26日の感謝祭の前後に発表する方針を示しています。
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