米大統領選の結果が全州で承認・確定;17州がテキサス州検察庁の提訴を支持
12月 10, 2020 19:28 Asia/Tokyo
全米50州および首都である特別区・ワシントンDCが、先月3日の米大統領選挙の結果を承認しました。
カタール国営衛星通信アルジャジーラによりますと、17州が大統領選挙結果の破棄に対するテキサス州司法長官の最高裁判所への訴えに支持を表明しながらも、全米50州と首都ワシントンDCが大統領選挙の結果を承認したということです。
トランプ現大統領は、米国の4つの州での選挙結果に関するテキサス州検事総長の訴訟に反応して、ツイッター上で、テキサス州が訴え出たこれら4つの州に広範な不正の証拠が存在している、と書き込みました。
また別のツイートでは、フロリダとオハイオの2つの州で勝利した候補者が最終的に大統領選の勝者にならなかったという記録はなく、自分は両方の州で圧勝したとしています。
テキサス州共和党のケン・パクストン検事総長は、4つの州での選挙結果に対して米国最高裁判所に訴訟を起こしました。
また、「ペンシルベニア、ジョージア、ウィスコンシン、ミシガン州での選挙の結果を、違憲と宣言すべきだ」と訴えています。
さらに、4つの州の選挙当局が、選挙法の違法な改変の口実としてコロナウイルスを利用したと主張しています。
トランプ氏は、11月3日の大統領選挙でのバイデン民主党候補への敗北を認めておらず、選挙の不正を主張しています。
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