米ワシントン州での選挙抗議デモで傷害、発砲事件
12月 13, 2020 19:03 Asia/Tokyo
米ワシントン州で米現大統領の支持者とその反対派が衝突し、数人がナイフなどで刺されて負傷し、1人も銃撃されました。
ファールス通信によりますと、12日土曜、怒りを露わにした数千人のトランプ米大統領の支持者らが同州オリンピア市での抗議デモ中に、反トランプ派と衝突しました。
トランプ氏の支持者が、反対派の人々をナイフなどで攻撃したことで数人が負傷し、また一人は銃撃により負傷しました。
米国紙ニューヨークタイムズによりますと、SNS上で公開されたこの衝突の動画では、トランプ氏の反対派の1人が負傷して地面に倒れている様子が見られます。
ワシントン州警察は、デモ参加者の1人が銃撃により負傷したことを認めています。
米紙ワシントンポストによりますと、12日の首都ワシントンDCでの抗議行動で、2人の警察官を含む8人が負傷しました。 また、この抗議行動中に23人が逮捕され、そのうち6人が警察への暴行容疑で起訴されました。
米国大統領選挙で不正行為があったと主張するトランプ大統領は、テキサス州及び他の17州とともに、ペンシルベニア州、ミシガン州、ジョージア州、ウィスコンシン州の4つの激戦州の最高裁での選挙結果の無効を求めています。しかし、保守派が過半数を占める最高裁判所も、トランプ氏の不正行為があったとする申し立てを却下しました。
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