共和党が、反トランプ氏で共闘
4月 25, 2016 22:24 Asia/Tokyo
アメリカ大統領選挙の共和党候補指名争いで、クルーズ氏とケーシック氏が、力を合わせてトランプ氏の勝利を防ぐとしました。
24日日曜、クルーズ氏とケーシック氏の選挙事務所が発表した声明によれば、ケーシック氏は、インディアナ州の今週の予備選挙や党員集会で、クルーズ氏の有利になるようにし、クルーズ氏も、オレゴン州とニューメキシコ州で、ケーシック氏の有利になるよう、互いに力を合わせるということです。
これは、トランプ氏が共和党の指名候補に選ばれるのを阻止するためのものです。
ケーシック氏の顧問は、「トランプ氏は共和党の大多数の支持を得ているわけではない。予備選挙や党員集会に存在する欠陥により、トランプ氏が過半数を獲得している」と語りました。
クルーズ氏の選挙事務所の責任者も、この措置が、トランプ氏のリードを食い止められるよう期待しているとしました。
2人の候補者は、どちらも1237票を獲得する必要があります。
現在、クルーズ氏とケーシック氏は、指名を獲得できる可能性が薄れており、トランプ氏は、残りの州で、60%の支持率を獲得しなければなりません。
サンダース氏も、トランプ氏の指名獲得を阻止するために全力を尽くすとしています。
アメリカ大統領選挙は、今年11月に実施されます。