米北東部で猛烈な寒波、運休や欠航相次ぐ

2月 02, 2021 19:49 Asia/Tokyo

米北東部一帯が１日、猛烈な寒波に見舞われ、ニューヨークなどの都市部で鉄道の運休や空の便の欠航、学校の休校などが相次ぎました。

ロイター通信によりますと、米国立気象局（ＮＷＳ）は、２日までの積雪が３１─６１センチと予想され、１時間当たりで最大５─１０センチに達する恐れがあると発表しました。ニューヨークでは２０１６年に７０センチの積雪を記録しています。

ニュージャージー州では非常事態宣言が発令され、バスや鉄道などの公共交通機関が終日運休となったほか、ニューヨーク州でもニューヨークや４４の郡で非常事態宣言が発令されています。

ニューヨーク市では暴風雪に伴い、早朝から必要不可欠でない仕事が制限されたほか、公立学校の対面授業が２日まで延期となりました。地下鉄の地上運転も午後は運休となり、市域空港の飛行便は９割以上が欠航となりました。

ニューヨーク州のクオモ知事は「生命を脅かす危険な状況にある」と会見で述べ、地域住民に注意を呼び掛けています。

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