英型新型コロナ変異株が、米でも急速に拡大
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新たな研究結果から、 イギリスで最初に確認された新型コロナウイルスの変異株が、米国内でも急速に広がっていることが判明しました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
2月 08, 2021 19:18 Asia/Tokyo
  • 米での型新型コロナ
    米での型新型コロナ

新たな研究結果から、 イギリスで最初に確認された新型コロナウイルスの変異株が、米国内でも急速に広がっていることが判明しました。

米CNNによりますと、イギリス型のコロナ変異株「B1.1.7」は従来種より感染力が強いとされ、世界各地で急速に拡散しています。

イギリス型コロナ変異種に関する新たな論文は、遺伝子検査を手掛ける米ヘリックス社が複数の機関の研究者らと共同でまとめ、今月7日に医学系の未発表論文を配信するサイト「メドアーカイブ」に掲載されました。

それによりますと、変異株は米国内でも他国と同様、10日ごとに倍増するペースで感染が広がっており、しかもその感染者の大半は海外渡航歴がなく、全米各地ですでに市中感染が起きていると見られています。

変異株の感染力は従来型より35~45%強いと推定されており、研究者らは、ただちに断固とした対策を講じなければ「今後数カ月のうちに、米国内での新型ウイルス感染症の致死率、り患率に破滅的な影響を及ぼす恐れがある」と警告しています。

変異株の感染例が米国内で初めて報告されたのは昨年末だった一方で、この研究では新たに、11月末にはすでに米国に入っていた可能性が指摘されています。

CDC米疾病対策センターは先月の時点で、英国発の変異株は3月までに米国内の感染の主流になることも考えられる、として注意を促していました。

 

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