米国務長官、「国連人権理事会との協力を再開」
2月 09, 2021 04:30 Asia/Tokyo
ブリンケン米国務長官がツイッター上のメッセージで、「アメリカは、国連人権理事会との協力を開始する」としました。
IRIB通信によりますと、ブリンケン長官はこのツイートにおいて、米政府による人権侵害、および同国の警察による黒人をはじめとする市民の弾圧、そのほかの類の人権蹂躪の実例には触れず、アメリカとして国連人権理事会との協力を開始する旨を表明しています。
また、「国連人権理事会には欠陥があり、改革が必要だ。しかし、この組織から離脱してもその改革の助けにはならない。そして同理事会向上のための最良の方法はアメリカがその議長国となることだ」とコメントしました。
特にシオニストによる犯罪や人権侵害をアメリカが悪用している事態に世界の大半の国が対抗したことから、アメリカは最終的に国連人権理事会を脱退しました。
トランプ前大統領は就任後、米の安全保障上の利益にそぐわない、あるいはアメリカにとって有害であるという口実のもと、オープンスカイズ条約、対イラン核合意、気候変動対策に関するパリ協定などの多くの多国間協定からアメリカを脱退させています。
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