米国議会への再攻撃の可能性、州兵5000人が首都に残留
2月 18, 2021 20:36 Asia/Tokyo
来月4日に米国議会が再攻撃される可能性に向け、 米下院軍事委員会委員長が、数千人の州兵の首都ワシントン残留を求めました。
米・CNNによりますと、 米下院軍事委員会の民主党トップであるアダム・スミス議員は、陰謀論集団「QAnon(キューアノン)」のネット上でのやり取りから、3月4日に議会の建物が再び攻撃される可能性が懸念されていることを明らかにし、約5000人の州兵のワシントン残留を発表しました。
スミス議員は国防当局者との公聴会で、75年前に大統領が3月4日に就任式を行ったことを受けて、QAnonの支持者が3月4日に再び連邦議事堂に集結することを考えているとの見方を示しましたが、「こうしたやり取りは常に行われており、実際に実行されるわけではなく、今回についても実行されないだろう」とも語りました。
国防当局者は17日水曜、議会警察から州兵4900人を3月12日までワシントンに滞在させるよう要請があったと明らかにしました。国防総省は、バイデン大統領の就任式から数週間が経過して脅威の状況も変化するなか、どのような人員配置が適切か決定するため関連の法執行機関と連携しているということです。
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