米NIAIDファウチ所長が、国内でのコロナ関連の規制解除に関して強く警告
2月 27, 2021 20:59 Asia/Tokyo
米NIAID国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が、同国での新型コロナウイルス感染症予防ワクチンの接種と同時に、コロナウイルスの変異・進化を防ぐべく、コロナ関連の一連の制限措置の延長の必要性を強調しました。
米ABCニュースによりますと、ファウチ所長はホワイトハウスでの会合で、「コロナ感染者数が大幅に減少するまでは、国内での各種制限は解除されるべきではない」と提言しました。
最新の報告によりますと、アメリカではこの7日間連続で、1日あたりのコロナ感染者数がおよそ7万人に上っているということです。
ファウチ氏はまた、「我々には、ワクチン接種と同時にコロナ感染者数の減少を確認しなくてはならない。1日あたり7万人の感染者という事態では、これを確認できたとは言えない」と語りました。
専門家の見解では、「米国でコロナ関連の制限が解除された場合、状況は再び危機化するだろう」とされています。
人口統計などを提示するウェブサイト・ワールドメーターズによりますと、現時点でのアメリカのコロナ感染者の累計数は2913万6912人にまで増加し、またコロナ感染による死亡者数は52万3082人となっています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ