スイスのイスラム教徒コミュニティが、ブルカ禁止法の可決を非難
3月 09, 2021 02:12 Asia/Tokyo
スイス在住のイスラム教徒のコミュニティが、同国でイスラム教徒女性が顔を覆うブルカやニカブの着用を禁止する法案の可決を非難しました。
アルアーラム・チャンネルによりますと、スイス在住のイスラム教徒らのコミュニティは、イスラム教徒にとっての「黒い日」となったとする声明を発表し、公共の場でのブルカ・ニカブ着用禁止法の可決を、女性に対するある種の差別だとしています。
スイスで今月7日日曜に実施された、顔を覆うブルカ・ニカブの着用禁止の是非を問う住民投票では、賛成派が全体の52%となり、反対派の48%をわずかながら上回りました。
スイスでのブルカ着用禁止の是非を問う住民投票は、エガーキンゲン委員会および、国民極右党の要請により実施されています。
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