米ニューヨークで、アジア系市民憎悪への抗議デモ実施
4月 06, 2021 18:55 Asia/Tokyo
米ニューヨーク市で、1万人以上のアジア系市民がデモを実施し、米国内での彼らに対する憎悪感情からの行動・対応を非難しました。
IRIB通信によりますと、4日日曜に「アジア系市民への憎悪を止めろ」と題して実施されたこのデモには、アジア系の市民だけでなく、地方政府関係者、憎悪犯罪の被害を受けた人々、米国内の民族・社会的少数派の人々が参加しました。
ニューヨークの団体「アジア系米国民市民権支援連盟」のチャン代表はこのデモにおいて、国内で起きるアジア系市民への憎悪犯罪件数の著しい増加に対する米政府の対応のなさを、激しく批判しました。
また、アジア系市民への憎悪犯罪に対する米政府の沈黙を非難するとともに、「現在、ニューヨークに住むアジア系市民の多くは、憎悪絡みの行動に直面することを恐れ、自宅から出る勇気を持てない」と述べました。
そして米政府に対し、4月4日を憎悪と闘う国民記念日とするよう求めました。
ニューヨークでは、先週だけで複数回にわたるアジア系市民への憎悪事件が起きています。
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