米テキサス州で銃撃事件発生

4月 17, 2021 19:40 Asia/Tokyo

米テキサス州サンアントニオ市で銃撃事件が発生し、2名が死亡、ほか2名が負傷しました。

ファールス通信によりますと、サンアントニオ警察のウィリアム・マクマナス署長は、「警察官が3人乗りの車を止めさせて職務質問したところ、運転手が銃を取り出して警察官に発砲した」と述べています。

同警察はまた、「この警察官はこれに反応して車の乗員に発砲した。これにより、運転手とその助手席に乗っていた者が死亡し、後部座席に座っていた同乗者が負傷した」としました。

問題の警察官がなぜ車を止めさせようとしたのか、また銃撃の開始理由は明らかになっていません。

16日金曜にも、米国の地元筋は同国インディアナ州インディアナポリス市内の物流大手フェデックス社施設での銃撃により、数人が死亡、数十人が負傷したことを明らかにしました。

アメリカの「銃による暴力の統計センター」の発表によりますと、昨年12月1日までにアメリカでは、銃火器による死亡例が1万7400件以上、負傷例が3万6000件以上報告されているということです。

全米では、銃所持の自由が日常的に武力による暴力に発展しています。

しかしアメリカでは武器ロビーが非常に強力であるため、米国議会は武器携帯の制限に向けた措置に踏み切れていません。

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