ロンドンで、初のイスラム教徒の市長が誕生
(last modified Sat, 07 May 2016 13:26:23 GMT )
May 07, 2016 22:26 Asia/Tokyo
  • ロンドンで、初のイスラム教徒の市長が誕生

イギリス・ロンドン市長選挙で、野党労働党の候補サディク・カーン氏が、当選し、EU加盟国の首都の初のイスラム教徒の市長となりました。

ロンドンの市長選挙で、サディク・カーン氏は、与党保守派から出馬したゴールドスミス氏に勝利しました。

イギリスのガーディアン紙によりますと、開票作業が完了した結果、カーン氏が44%の得票率を獲得し、得票率35%のゴールドスミス氏を破ったということです。

これ以前に、イギリスのインデペンデント紙は、「カーン氏は、政治の分野で非常に長けていることから、現世代の間で最も影響力を持っている労働党の人物だ」としていました。

45歳になるイスラム教徒の政治家カーン氏は、もともとパキスタン系のイギリス人で、EUからのイギリスの脱退を支持しています。

カーン氏は、EU脱退の主張により物議をかもした政治家ボリス・ジョンソン現市長の後継者となっています。