カナダでの子どもの集団遺骨発見に、ローマ教皇が反応
(last modified Mon, 07 Jun 2021 06:53:39 GMT )
6月 07, 2021 15:53 Asia/Tokyo

カナダのトルドー首相が国内の先住民向けカトリック寄宿学校跡地から発見された子どもの集団遺骨について発言した2日後、ローマ教皇フランシスコ一世が反応を見せました。

フランシスコ一世は6日日曜、サンピエトロ広場で行われた宗教行事において聴衆を前に、この寄宿学校跡地での215人の子どもの遺骨発見について、カナダ国民や同国の先住民への同情を表明し、先住民の権利や文化を尊重するように求めました。しかし、この学校に関連したカトリック教会の役割についての謝罪は行いませんでした。

教皇は続けて、カナダの政治および宗教関係者に対し、この問題を明らかにするために決意をもって互いに協力するよう要請しました。

トルドー首相は2日前、カトリック教会に対してこの寄宿学校に関する責任を受け入れ、謝罪を行うよう求めていました。

カナダ西部ブリティッシュコロンビア州では先月29日、少なくとも215人の先住民の子どもの遺骨がカトリック寄宿学校跡地から発見されました。

 

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