フェデラー選手、東京五輪出場を断念 テニス大物選手の辞退相次ぐ
7月 14, 2021 19:08 Asia/Tokyo
男子テニスのロジャー・フェデラー選手(スイス)は13日火曜、膝のけがを理由に東京オリンピックを欠場すると発表しました。
フェデラー選手は自身のツイッターで、「残念ながら芝シーズンの間に膝のけがが再発し、東京オリンピックの欠場を受け入れなければならない」と説明しました。一方、今夏中のATPツアー復帰へ向けたリハビリをすでに開始したことを明らかにしています。
39歳のフェデラー選手は昨年、右膝を手術して、ことし3月に復帰しました。その後の四大大会の全仏オープンは4回戦で棄権し、続くウィンブルドン選手権は準々決勝で敗れていました。
テニス界のトップ選手では、すでにラファエル・ナダル選手(スペイン)やセレーナ・ウィリアムス選手(米国)、ドミニク・ティエム選手(オーストリア)が東京五輪の出場を見送っています。一方、先日のウィンブルドンで男子シングルスを制したノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)は、出場可能性は「半々」との見解を示しています。
また、ベルギーのダビド・ゴフィン選手も13日、足首の負傷が癒えていないため、東京五輪を欠場すると発表しました。ゴフィン選手はベルギーの放送局RTBFに対して「大会が(7月)24日に始まる中でまだラケットも手にできていない。今回は五輪が早くやってきすぎる」と明かしました。
東京五輪のテニス競技は、開会式翌日の今月24日に始まる予定です。
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