アメリカ国務長官、「ヨーロッパの銀行は自由にイランと取引可能」
May 12, 2016 16:54 Asia/Tokyo
アメリカのケリー国務長官が、「ヨーロッパの銀行は自由にイランとの商取引を行うことができる」としました。
ケリー長官はCNNのインタビューで、イランとの商取引に関するヨーロッパの銀行の懸念は無意味だとして、「イランと6カ国の核合意により、ヨーロッパの銀行は自由にイランを訪問し、契約を支援し、イラン人の口座を開設し、イランとの商取引に参入できる」と語りました。
ケリー長官はまた、「核合意により、包括的共同行動計画で明記された商取引の実施は、イラン側の権利だ」と述べました。
一方、多くの大手国際銀行は、以前のアメリカの重い罰金や制裁の復活の懸念などの多くの理由により、イランへの再参入への要請を拒否しています。
イランと6カ国の核合意は、今年1月に実施され、これによりイランの核計画を理由に課されていた制裁が解除されました。
タグ