米大統領選のトランプ氏が再度、イスラム教徒の入国禁止を強調
(last modified Thu, 12 May 2016 10:07:06 GMT )
May 12, 2016 19:07 Asia/Tokyo
  • 米大統領選のトランプ氏が再度、イスラム教徒の入国禁止を強調

アメリカ大統領選挙の共和党内の予備選で唯一残った候補である不動産王トランプ氏が、大統領選挙に当選した場合、イスラム教徒のアメリカ入国禁止計画を検討する委員会を設置するだろうとしました。

トランプ氏は11日水曜、フォックスニュースのインタビューで、「アメリカの政府関係者は同国に住むイスラム教徒により慎重に対応すべきだ」と語りました。

また、「選挙で勝利した場合、この問題に真剣に対処するため委員会を設置し、2011年9月11日の同時多発テロの発生当時、ニューヨークの市長を務めていたジュリアーニ氏を委員長とする」とのべました。

多くの政治アナリストからアメリカ史上の大統領選挙の最も見識のレベルが低い候補とされているトランプ氏はまた、「イスラム教徒はアメリカ社会にとって大きな問題と見なされており、彼らについて多いに話し合いが行われる必要がある」と述べました。