国連事務総長、「新型コロナで1億人が貧困層に」
10月 12, 2021 20:36 Asia/Tokyo
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国連のグテーレス事務総長
国連のグテーレス事務総長は、富裕国と貧困国の間でワクチン確保面での格差の存在を批判し、新型コロナウイルスの感染拡大当初から世界で1億人が貧困層に転落したと述べました。
ファールス通信によりますと、グテーレス事務総長はIMF・国際通貨基金での会合で、ワクチン確保における不平等は倫理に対する攻撃であり、世界は数百万人の死の責任を問われ、経済の停滞は長引き、数十億ドルの代償と貧困国に対してどこよりも大きい打撃を加えることになると強調しました。
グテーレス事務総長はまた、新型コロナウイルスの感染拡大当初から世界で1億人が貧困層に転落し、40億人が社会的支援や衛生管理、雇用の安定から外れているとしました。
そして各国に対し、2022年までに世界の人口70%のワクチン接種達成というWHO・世界保健機関の戦略を支援するよう要請しました。
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