トランプ氏、「ネタニヤフ氏はパレスチナとの和平をまったく追求していなかった」
(last modified Tue, 14 Dec 2021 09:48:31 GMT )
12月 14, 2021 18:48 Asia/Tokyo
  • アメリカのトランプ前大統領とスラエルのネタニヤフ前首相
    アメリカのトランプ前大統領とスラエルのネタニヤフ前首相

アメリカのトランプ前大統領は、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ前首相が12年間の在任中、一度たりともパレスチナとの和平を志したことがなかったと告白しました。

トランプ氏は、アメリカのシオニスト系ニュースサイト「アクシオス」とのインタビューで、「ネタニヤフ氏が和平を志したことがあるとは思わない。私は生涯をビジネスなどの取引きに捧げてきたからわかる。ネタニヤフ氏と3分話して私は理解した。彼は一度もパレスチナとの和平を望んでいなかったと」と語りました。

その上で、「(パレスチナ自治政府の)アッバス議長の方が、ネタニヤフ氏よりも和平合意に関心があったと思う」としました。

これに先立って公開された、このインタビューの他の箇所では、トランプ氏はネタニヤフ氏を約束を守らない人物としました。トランプ氏がネタニヤフ氏に対してこのような意見を持つに至ったのは、ネタニヤフ氏が昨年の米大統領選後、バイデン氏の当選を祝ったことが理由です。

イルナー通信によりますと、トランプ氏はシオニスト政権の歓心を買うため、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを占領者政権の首都として公式に承認し、同市におけるパレスチナ人向けの領事業務を休止しました。そしてアメリカ大使館を同市に移転した上で、パレスチナ自治政府との関係を断絶し、さらにPLO・パレスチナ解放機構の在米事務所の設置許可を取り消して閉鎖させました。

 

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