元米軍幹部らが国内でのクーデター・内戦勃発の可能性について警告
12月 19, 2021 21:56 Asia/Tokyo
昨年の米大統領選後、選挙結果に抗議するトランプ前大統領支持派が議会議事堂を襲撃した事件から1年近くが経とうとする中、複数の元米軍幹部が軍内の無秩序や混乱、同国でクーデターが起こる可能性について警告しました。
元米軍幹部3人が、次回2024年の米大統領選挙の結果を軍が受け入れない場合、クーデターさらには内戦が勃発する可能性があると警告しました。
この報道によると、この3人は「アメリカが分裂しつつある中、我々は最悪の状況に備えなければならない」と述べました。
その上で、「議会襲撃事件から1年が経とうとする中、2024年大統領選後の問題についての我々の懸念は深まっている。仮に米軍が将来騒乱を起こす群衆と結託すれば、内戦が勃発する」としました。
そして、「もし状況を改善しなければ、軍内部における政治的・社会的崩壊の可能性は高まる」と警告しました。
今年1月6日、トランプ前大統領を支持する数千人の群衆が、大統領選結果の議会承認を阻止するため、暴動を起こし議会議事堂を襲撃しました。
この襲撃は、トランプ氏によるSNS上での扇動的なメッセージや動画をうけて実行され、少なくとも6人が死亡、数人が負傷しました。
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