欧州内の米空軍基地にF-35 戦闘機が配備
12月 22, 2021 20:14 Asia/Tokyo
アメリカ空軍が、欧州内の基地に最新型多用途戦闘機F-35が配備されたことを認めました。
軍事ニュースサイト「Defence Blog」によりますと、アメリカ空軍は声明において、「欧州の米空軍基地で初めてとなるF-35 ライトニング機を、イギリスのレイクンヒース基地に配備した」と発表しました。
同軍は、安全保障上の理由から欧州へ移される戦闘機の正確な台数には言及しなかったものの、F-35戦闘機37機および60人の兵士がレイクンヒース基地に配備される予定だとしました。
同軍はしばらく前に、欧州へアメリカのF-35戦闘機を配備するための特別常設基地設置について明らかにしていました。イギリスも、このアメリカ国防総省の計画を歓迎して、「訓練計画や演習準備において、欧州駐留米空軍と共にある」と表明しています。
今回の報道では、アメリカ空軍がNATO北大西洋条約機構との協力措置の中で、ロシア領空近くを哨戒する自国機を増やすつもりであるとしています。ロシアはこれまでのところ、イギリスでのF-35戦闘機配備用の特別基地設置に対する反応は見せていません。
ロシア空軍はこの数週間、数回にわたる作戦遂行を成功させたことで、アメリカやNATOの自国領空近くでの上空パトロール任務遂行を阻むすばやい反応を示しました。
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