ウクライナ避難者が、軍事作戦開始から100万人に到達
3月 03, 2022 20:48 Asia/Tokyo
フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官は、ウクライナで軍事作戦が始まってから1週間で、ウクライナからの避難者が100万人に達したと発表しました。
ロイター通信などの報道各社によりますと、グランディ氏はツイッターに、7日間でウクライナから近隣諸国へ100万人が避難したと書き込みました。
ロシアのプーチン大統領は、先月24日午前のテレビ演説で、ウクライナ東部ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べています。
その一方で、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調しました。
またロシア国防省は同日、「ロシア軍はウクライナの都市に砲撃や空爆を行っておらず、軍事インフラを精密兵器で攻撃している。ウクライナ軍の軍事インフラ、防空施設、軍事飛行場、ウクライナ陸軍航空隊が高度な精密兵器で使用不能となっている」と発表した上で、一般市民を全く脅かしていないことを断言しました。