米で銃犯罪が継続、加州のほか複数都市で銃撃により８人死亡、２５人負傷

アメリカで死亡者を出す銃犯罪が続く中、同国カリフォルニア州サクラメントの繁華街で銃撃事件が発生し、６人が死亡、１２人が負傷しました。

米ＣＮＮが３日日曜未明、警察の発表の発表として報じたところによりますと、この事件で死亡したのは男性３人、女性３人とされ、負傷した１２人は近くの病院で手当てを受けているということです。

カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は声明を発表し、「銃暴力の惨劇は我が国の危機であり続けている。我々は決意をもって、この殺戮（さつりく）を終わらせなければならない」と強調しました。

このほかにも、テキサス州ダラス市内のコンサート会場で、現地時間の２日土曜夜に銃撃事件があり、ダラス警察によると1人が死亡、10人が負傷しました。

また同日、東部バージニア州のショッピングモールで発砲があり、１人が死亡し、２人が負傷したということです。

米国の銃器に関する全国調査の結果は、成人人口のほぼ3分の1、つまり8100万人以上が銃器を持っていることを示しています。

アメリカの銃犯罪の統計を他国と比較すると、アメリカが完全に例外的であり、同国における銃犯罪の発生割合は他国よりもきわめて高いことが分かります。

アメリカの人口は世界の総人口のわずか5%であるにもかかわらず、世界の武器による複数人殺害の犯罪者のうち31％がアメリカ人となっています。

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