仏で、大統領選の結果発表後に暴力的な抗議行動が発生
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フランス・パリ南部近郊レンヌで、数百人が同国の大統領選挙の結果に抗議し、暴動に発展しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 11, 2022 17:25 Asia/Tokyo

フランス・パリ南部近郊レンヌで、数百人が同国の大統領選挙の結果に抗議し、暴動に発展しました。

フランスでは10日日曜、全国一斉に大統領選挙の第1回投票が実施されました。

即日開票結果、現職のマクロン氏が得票率28.4%で首位となっており、極右政党のルペン前党首が23.4%で2位につけています。

予測によりますと、マクロン氏とルペン氏が決選投票に進むと見られます。

フランスの選挙では、第1回目の投票で50%プラス1票を獲得した候補者が当選者と見なされます。

今回の選挙の暫定結果でマクロン氏が首位、ルペン氏が2位と発表された後、レンヌで大規模な抗議デモが発生し、暴動に発展しました。

フランスの複数の地元メディアは、レンヌ市で10日日曜夜に500人以上の人々が今回の選挙結果に抗議する形で、路上に繰り出し、店舗の窓ガラスを破損し、車両に放火したと報じました。

 レンヌ市のナタリー・アペレ市長も、この暴力的な抗議行動を非難するとともに、「民主主義は、暴力や破壊行動ではない」と述べています。

今回の選挙の有権者が約4,870万人もいるにもかかわらず、報道各社は投票の結果を持ち出して、フランス人には投票意欲がないと報じました。

フランスでは、財政上の問題やウクライナでの戦争が、有権者の最大の懸念事項となっており、それが投票率にも影響を与えました。

 


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