ロシアで、ＶＩＳＡ・マスターカードにかわる国産クレジットカードが登場

ロシアでは、ＶＩＳＡやマスターカードなどのクレジットカードのサービスが３月から利用できなくなっており、同国中央銀行はこれをうけて、「ミールカード」と呼ばれる自国で開発・運営する決済システムを利用したクレジットカードを発行しました。

ロシア・タス通信によりますと、ロシアのアントン・シルアノフ財務相は、国産決済システム「ミール」の構築を表明し、ＶＩＳＡやマスターカードにかわる決済手段になると述べました。

その上で、このシステムが同国で最も重要な財務システムのひとつとなるとしました。

また、ロシア中央銀行は「ミールカード」という新たな国産決済システムを構築しました。レシェトニコフ経済開発貿易相は、このシステムがこれまでに世界１０カ国で承認されたと述べました。

ロシア中央銀行はミールカードを今年４月上旬に初めて発表しており、これまでに１億２５００万人がこのカードを利用しているということです。

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