WHO、「サル痘が12カ国で92人確認、今後も増加へ」
(last modified Sun, 22 May 2022 09:33:24 GMT )
May 22, 2022 18:33 Asia/Tokyo

WHO世界保健機関が、欧州などで感染者が増えている「サル痘」について、世界で今後感染者数が増加するとの見方を示しました。

ロイター通信が21日土曜、英ロンドンから報じたところによりますと、WHOは21日、「サル痘」について、感染例が多く確認されてきた国や地域以外でも監視体制を強化するに伴い、今後感染者数が増加するとの見方を示しています。

サル痘は西アフリカや中央アフリカの一部で発生してきましたが、WHOによりますと、今月12日時点でこうした地域以外の12カ国で92人の感染が確認されています。

WHOは「これまでの情報から、症状のある人との濃厚接触でヒトからヒトへの感染が起きていることが示されている」と指摘し、感染拡大の抑制に向けた指針を数日中に示すとしました。

サル痘は通常、症状は重くなく、濃厚接触で広がるため隔離や衛生管理によって比較的拡大を抑制しやすいとされています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem