西側諸国のメディアが、イスラムの悪いイメージを拡散
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アメリカの複数の政治専門家らが、西側メディアはイスラム紹介にマイナスに機能している、との見方を示しました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
May 31, 2022 15:00 Asia/Tokyo
  • 西側諸国のメディアが、イスラムの悪いイメージを拡散
    西側諸国のメディアが、イスラムの悪いイメージを拡散

アメリカの複数の政治専門家らが、西側メディアはイスラム紹介にマイナスに機能している、との見方を示しました。

AP通信によりますと、アメリカ・ミドルベリー大学のErik Bleich教授(政治学)およびウィリアム&メアリー大学のA. Maurits van der Veen准教授(政治体制学)は、西側諸国のメディアが少なくとも過去26年間にわたり、イスラム教徒について悪い印象を提示してきた、との見方を示しています。

この2人のアメリカ人専門家らの話によりますと、西側メディアで報じられるイスラム教徒関連の記事は、そのほかの少数派の宗教の信者の集団に関するものより悪い印象を与えるものだということです。

欧米諸国では近年、イスラム恐怖症が高まっています。

ヨーロッパ諸国の政府当局は近年、在欧イスラム教徒とテロリストを結びつけ、西側社会に巣食っている政治・安全保障面での欠陥を正当化しようとしています。

これに関しては、イスラムの預言者ムハンマドの神聖性や聖典コーランへの侮辱、イスラム教徒をテロリストとして扱うこと、イスラム教徒への敵対的な法案の可決のほか、警察による暴力・差別などが指摘されています。

こうした圧力が原因となり、一部のヨーロッパ諸国の政府関係者さえも、イスラム教徒に対する圧力行使に関しては懸念を示し、これを極右派・過激派の潮流の増大化および、ヨーロッパ諸国での暴力増大の原因になるとしています。

 


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