ゼレンスキー大統領、天然ガス・石炭の輸出停止を発表

ウクライナのレンスキー大統領は、今年の冬に向けて天然ガスや石炭を輸出しないことを決定したと述べました。

イルナー通信によりますと、ゼレンスキー大統領はメッセージアプリ「テレグラム」で公開した動画の中で、「今年の冬は、ウクライナ独立以来、最も厳しい冬になる」とし、国内で産出される天然ガスや石炭を輸出せず、国内消費に回す方針を明らかにしました。

また、同国のシュミハリ首相も、ウクライナ国内の石炭産出量が２月以降で３分の１に減ったしました。

ウクライナ政府は、国営石油ガス大手「ナフトガス」に対し、少なくとも１９０億立方メートルの天然ガスを備蓄するよう指示しました。

シュミハリ首相によると、ウクライナは９０億立方メートルの備蓄ガスを残して今年の冬を終えており、これに加えて６月頭から現在までで１００億立方メートルのガスを備蓄しているということです。

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