スイスが、EUの対ロシア制裁参加を承認
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スイス政府が、ウクライナでの戦争を理由にロシアとベラルーシに対して取られたEUによる最新の諸制裁への参加を承認しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
6月 11, 2022 18:16 Asia/Tokyo
  • スイスの国旗
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スイス政府が、ウクライナでの戦争を理由にロシアとベラルーシに対して取られたEUによる最新の諸制裁への参加を承認しました。

ロシアによるウクライナ攻撃が今年2月24日に始まって以降、西側諸国は国際社会でロシアを孤立させるために、同国に対する様々な圧力や制裁を行おうと全力を傾けてきました。

西側諸国は、ロシアに対しこのような行動を取っているにもかかわらず、同国へ制裁強化が特に石油やガスといった欧州の経済部門、そして世界のエネルギー市場の状況をこれまで以上に混乱させることを恐れています。

欧州諸国において反ロシア政策が続けられていることは、さらに欧州内部の安全保障をも危険にさらしています。

イルナー通信によりますと、スイスの内閣にあたる連邦参事会は10日金曜夜、今月3日に合意されていたEUの対ロシア制裁第6弾を承認しました。

スイス当局はすでに、ロシアとベラルーシの約100の個人および団体に対しても、金融制裁および渡航制限を実施しています。スイスによる新たな制裁の対象者・機関は、EUの制裁対象と同一です。

ロシアに対するEU制裁の第6弾は、ヨーロッパの買い手によるロシア産石油購入は禁止していますが、欧州企業を通じた世界の他の場所へのロシア産石油の移送は禁じていません。

欧米諸国におけるエネルギー価格は、ロシア産エネルギーに対する彼らの制裁措置によって急激に上昇しています。

 


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