国連、ISISの新たな行動について警告
6月 07, 2016 20:42 Asia/Tokyo
国連のパン事務総長が、テロ組織ISISは、テロ行為の新たなステージに入っていると警告しました。
キューバの国営通信プレンサ・ラティーナによりますと、パン事務総長は、国連安保理への報告の中で、ISISは新たな段階の作戦に入っており、その特徴は、民間人を標的にした攻撃のために国際的な支援者を利用することだとしました。
パン事務総長によれば、ISISの領土の拡張が停止し、イラクとシリアでその領土を失い始めているにも拘わらず、ISISの世界的な危険性は高く、さまざまな形で続いているということです。
パン事務総長は、「ISISの幹部は、関連するグループの役割を向上させるための道を模索している」と語りました。
また、この6ヶ月に訴追されてきたテロリストたちが、アメリカ、フランス、ドイツなど、世界各地でテロ攻撃を計画したとしました。
さらに、「国連は、ISISやアルカイダの資金を早急に凍結し、この2つのグループへの直接、あるいは間接的な武器の移送を停止するよう求める」と強調しました。
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