Pars Today
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「米国は、合意が最短期間で成立するよう、文書内での曖昧な言い回しを止める必要がある」と述べました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、「核問題での譲れない一線に関しては一切譲歩しない」とした上で、「制裁が交渉に及ぼす影響をなくすために、今後とも真剣かつ力強く取り組んでいく」と述べました。
イラン原子力庁のキャマールヴァンディー報道官は、IAEA・国際原子力機関の報告について、「(イランの核施設に対する)以前のような検証体制が再び構築されるには、核合意当事国がそれぞれ責務を果たす必要があるが、これまでにイランの平和目的の核計画は、最高水準の透明性を有してきた」と述べました。
EUのボレル外務安全保障政策上級代表が核協議の進捗について懸念する見解を示したことを受け、イラン代表団顧問は「曖昧さや抜け穴を受け入れることはない」と強調し、さらに中国の公式メディアも、ウィーン協議の長期間の原因として、アメリカが横暴な行動を取り信頼できないことを挙げました。
イラン国会議員の一団がライースィー大統領への書簡において、アメリカの欺瞞および保証のない約束に対して警戒するよう求めました.
イラン外務省のキャンアーニー報道官が、「我が国に対する制裁の完全解除は、イランと核合意署名国との間で現在進行中の協議における主要目標の1つである」と述べました。
ウィーン協議でイラン代表団の顧問を務めるマランディー氏が、ヨーロッパが壊滅的なエネルギー危機に直面していることを指摘し、「イランは、(合意草案)文書内のあいまいな点や空白部分を受け入れない」と強調しました。
米国務省のある関係者は、「イランとの合意は、バイデン政権がとりうる最良の選択肢だ」と述べました。
キャンアーニー・イラン外務省報道官が、オーストリア・ウィーンで進行中の制裁解除も目指す協議で提案された合意文書の草案本文に対するアメリカの返答に関して、イラン側の見解を送付したことを明らかにし、「わが国が送付した見解には、この協議の最終妥結を目指す建設的なアプローチが盛り込まれている」と語りました。
中国が、アメリカおよび核協議に参加しているそのほかの関係国に対し、イランの合法的な懸念に対し有効な返答をするよう求めました。