Pars Today
OPEC石油輸出国機構にその他の産油国が加わった「OPECプラス」の第26回会合を控えた2日水曜、原油価格は取引開始後まもなく、1バレルあたり111ドルに達しました。
IEA国際エネルギー機関のビロル事務局長が14日、OPEC石油輸出国機構と非加盟の主要な産油国で構成する「OPECプラス」に対し、目標と実績の差を埋めるよう求めました。
オウジー・イラン石油相が、「世界市場は、わが国の原油供給増加を必要としている」と語りました。
東ヨーロッパの政治情勢を受け、世界市場で石油価格が過去1ヶ月間での最高値を記録しました。
イランのオウジー石油相が、OPEC石油輸出国機構の加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の第24回閣僚級会合の結果について語り、「OPECプラス参加国諸国は、消費者が必要とする時にいつでも迅速で確実な石油供給という責任を果たす準備がある」と述べました。
4日の原油先物は小動きとなり、関係筋によると、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が4日に開く会合では、2月も協調減産の縮小継続を決定する公算が大きいということです。
OPEC・石油輸出国機構に非加盟産油国を加えたOPECプラスは2日木曜から閣僚級会合を開き、従来通り原油供給を増やすか、あるいは減産に転じるかを判断することになっています。
2021年に入ってから現在までに、OPEC石油輸出国機構の石油バスケット価格が30ドル以上も上昇しており、ガスの不足や世界での世界的なこのエネルギーの運搬費の上昇のさなかにあった先月には、1バレル84ドルを超えました。
バイデン米大統領は、OPEC石油輸出国機構にそれ以外の産油国を加えたOPECプラスは、アメリカの要求どおりの石油増産を行わないだろうとの見通しを示しました。
カザフスタンが、OPEC石油輸出国機構およびそれ以外の産油国で構成するOPECプラスがとる、現在の原油増産プロセスの立場を支持しました。