英元軍高官、アフガンでの西側の敗北を認める
8月 18, 2022 16:48 Asia/Tokyo
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アフガンでの西側の敗北
元イギリス軍司令官が、アフガニスタンでの西側諸国の敗北を認めました。
アフガンでは2021年8月15日、現支配勢力・タリバンが当時のガニ政権を倒して政権を掌握しました。
アメリカとその同盟諸国の軍は、アフガンでの20年間に及ぶ占領で多数の犯罪を犯し同国の経済インフラを破壊した挙句、醜態をさらしながらアフガンを撤退しています。
タスニーム通信によりますと、イギリス国防参謀長陸軍大将だったニック・カーター氏は17日水曜、ガニ・アフガン前政権の転覆を1つの政治的敗北だったとし、「この敗北は、この20年の間にアフガンの政情を理解し切れなかったことによるものだ」と述べています。
また、「アフガンがテロ組織の拠点と化す危険は存在するか」とのBBC記者の質疑に対し、「存在する。私の考えでは、アフガンは忘れらた国となってしまえば、かなり高い確率で最終的にテロリストへ隠れ場所を提供するだろう」としました。
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