6月 12, 2023 16:52 Asia/Tokyo

北朝鮮のイスラム教徒が、どこでどのように礼拝を行っているかを知っていますか?

ラフマン・モスク

 

現在北朝鮮に存在するモスクは、たった一つです。

それは、首都ピョンヤンにあるイラン大使館の敷地内に建てられたシーア派様式のラフマン・モスクです。

ただしこのモスクは、様式にこだわらず全ての宗派のイスラム教徒を受け入れ、集団礼拝、金曜礼拝、その他のイスラム関係行事のための使用を許可しています。

北朝鮮は主体(チュチェ)思想という独自の指導指針を踏襲しているため、同国政府は公然とした宗教活動は奨励していません。

そのため、キリスト教や仏教なども宗教的少数派となり、北朝鮮国内での礼拝の場はごく限られています。

また、北朝鮮国民の中にイスラム教徒はおらず、同国にいるイスラム教徒は、イスラム諸国の在外公館の外交官や一部の外国人旅行者のみに限定されています。

 


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