中国、「米は他国へのサイバー攻撃を停止すべき」

中国がアメリカに対し、他国へのサイバー攻撃の停止を求めました。

ロイター通信によりますと、中国外務省の毛寧報道官は、米エネルギー企業幹部が下院の小委員会で連邦議会議員に対し、中国からのサイバー攻撃が軍事を含めた米国の重要施設を停電に陥れる可能性があると述べた件をめぐり、「中国はサイバー攻撃の被害者である」と述べました。

続けて、「われわれはいかなる形のサイバー攻撃にも断固反対する。米国は長期にわたり、世界各国に対して無差別で大規模なサイバー攻撃を行ってきた。米サイバー軍司令部は昨年、他国の重要なインフラをサイバー攻撃の合法的目標に公然と定めたが、このようなやり方に憂慮している」と述べました。

そして、「米国は他国へのサイバー攻撃を直ちに中止すべきだ」としながら、サイバーセキュリティは世界的な課題であり、国際社会が協力して対応する必要があると指摘しました。

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