韓国が、輸出規制をめぐりWTOへの提訴手続きを再開
6月 02, 2020 18:53 Asia/Tokyo
韓国は、「日本の違法性と不当性立証する」として、輸出規制をめぐりWTOへの提訴手続きを再開することになりました。
韓国・ヨンハプ通信によりますと、韓国政府は2日火曜、日本が昨夏から韓国に対して取っている輸出規制強化の措置を巡り、WTO世界貿易機関への提訴の手続きを再開すると発表しました。
産業通商資源部の羅承植(ナ・スンシク)貿易投資室長は会見で、この提訴により「日本の措置の違法性と不当性を客観的に立証し、国際社会に不当性を広く知らせる」と述べ、提訴の理由を「今の状況はWTOでの紛争解決手続きを停止する条件だった『正常な対話の進行』とは見なし難いと判断したため」と説明しています。
これに先立ち、産業通商資源部は日本による3品目の輸出規制強化と輸出管理の優遇対象国「グループA(旧ホワイト国)」からの韓国除外について、先月末までに解決策に関する立場を明らかにするよう日本に求めましたが、前向きな返答はなかったということです。
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