北朝鮮で、小中高が2カ月遅れの新学期
6月 04, 2020 18:37 Asia/Tokyo
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北朝鮮で、小中高が2カ月遅れの新学期
新型コロナウイルス対策のため今年4月の小中高校新学期開始が延期されていた北朝鮮で3日水曜、2カ月遅れで登校しての授業が始まりました。
韓国のヨンハプ通信によりますと、北朝鮮の対外宣伝メディア「メアリ」は4日木曜、同国平壌市内の小学校で前日、映像による始業式が行われたと報じました。
登校した児童らは授業中もマスクをつけていましたが、机の間隔を開ける対策を取っている韓国とは異なり、依然として密集して座っている様子でした。
また、朝鮮労働党機関紙の労働新聞は、咸鏡北道清津市の医大で各学部に消毒水の製造機を設置し、徹底した消毒を行っていると伝えました。
同紙は「まだ新型コロナウイルスがわが国に入っていないからといって、油断したり緊張を緩めたりする現象が絶対に起こらないよう力を入れている」と強調しました。
北朝鮮ではこれに先立ち、4月20日前後から大学生と高級中学校の最終学年(高校3年生)が登校を開始しています。
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