大韓・アシアナ航空 7月から国際線の運航拡大へ
6月 15, 2020 18:05 Asia/Tokyo
韓国航空大手の大韓航空とアシアナ航空が、来月から国際線の運航を拡大するとの見通しを発表しました。
韓国ヨンハプ通信によりますと、両航空大手が運行拡大をするにせよ、新型コロナウイルスの世界的な流行は依然として続いており、外国人の入国制限を解除していない国も多いことから、旅客需要の回復とそれによる業績改善はまだ遠そうです。
航空業界によると、大韓航空は新型コロナ感染拡大の影響で運休している米ダラス路線とオーストリア・ウィーン路線の運航を7月から再開することを検討しています。
また、7月からは米ロサンゼルス、サンフランシスコ、アトランタ、ワシントンと仏パリ、英ロンドンなど欧米路線の運航回数を今月よりも増やす予定です。加えて、ベトナムのハノイ、ホーチミンなどの路線も増便する方向で計画しているということです。
アシアナ航空は、日本の入国規制強化を受けて運休している仁川(ソウル)―大阪線を7月から週3往復運航し、同月下旬からは毎日運航する予定です。ロンドン(週2往復)、パリ(週1往復)、トルコ・イスタンブール(週1往復)線も運航を再開し、香港、ホーチミン、ハノイ、タイ・バンコク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、独フランクフルトなどの各路線は今月に比べ運航回数を週1~2往復増やす計画にしています。
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