金正恩氏、「自衛的核抑止力で安全を永遠に担保」
7月 28, 2020 17:16 Asia/Tokyo
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金委員長
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が核兵力について、「頼もしく効果的な自衛的核抑止力によって国の安全と未来を永遠に担保できる」と述べました。
北朝鮮の朝鮮中央通信、及びイルナー通信が報じたところによりますと、金委員長は27日月曜、北朝鮮が「祖国解放戦争勝利」と称する朝鮮戦争の休戦協定締結日が67年目を迎えたことに因み、朝鮮戦争参戦者らを呼んで開催した老兵大会での演説でこのように発言し、「北朝鮮は、核保有国として自己形成の道を歩み、外国からの圧力や軍事的脅迫に対し自身を守ることのできる国になった」と述べました。
金委員長は続けて、北朝鮮が核兵器を、アメリカの攻撃からの防衛や戦争勃発を回避する最善の道ととらえていることを強調しました。
韓国と北朝鮮による朝鮮戦争の休戦協定は、1953年7月27日に締結されました。しかし、平和条約の署名に至っていないことから、両国は国際法の観点からは依然として交戦状態にあることになります。
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