国連事務総長、インドのイスラム教徒への人種差別を批判
8月 23, 2020 19:02 Asia/Tokyo
国連のグテーレス事務総長は、インドのイスラム教徒住民に対する人種差別を批判しました。
IRIB通信によりますと、グテーレス事務総長は、メッセージの中で、「インドのヒンズー教徒の統治者らは、同国での新型コロナウイルスの蔓延の責任を同国のイスラム教徒住民に転嫁しようとしている。これらのイスラム教徒は人種差別的な攻撃に晒されており、コロナウイルス対策に必要な医療ケアを受けていない」と述べました。
インドではこの1年間、同国のイスラム教徒住民に対する行動や決定が大規模な抗議を引き起こしています。
イスラム教徒らに対するインド政府の決定の一部として、イスラム教徒のバーベリ・モスクの敷地のヒンドゥー教徒への引渡し、インドが実効支配するカシミール地方の自治権の剥奪、数万人のイスラム教徒の国籍剥奪、イスラム教徒以外の不法移民への市民権の供与などが挙げられます。
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