10月 17, 2020 17:28 Asia/Tokyo

アルメニアとアゼルバイジャンが、係争地ナゴルノ・カラバフをめぐり停戦合意を結んだにもかかわらず、再び軍事衝突を再開しました。

IRIB通信の記者がアルメニアの首都エレバンから伝えたところによりますと、アルメニア国防省は「17日土曜朝、アゼルバイジャン軍ナゴルノカラバフの中心都市ステパナケルト(アゼルバイジャン側の呼称はハンケンディ)および同地域近隣の町シューシを、砲弾やミサイルで攻撃してきた」と発表しました。

また、「この攻撃を食い止めるため、アルメニア軍も報復攻撃を行った」としました。

アゼルバイジャン共和国イルハム・アリエフ大統領は17日未明、ツイッターに、「アゼルバイジャン軍は軍事作戦において、ナゴルノ・カラバフ内のさらに3つの村を、アルメニアの管轄から解放した」と記しました。

先月27日、アゼルバイジャン領内にあるアルメニアの実効支配地ナゴルノ・カラバフで、両軍による軍事衝突が始まりました。

その後、ロシアの仲介により、アルメニアとアゼルバイジャン外相が、ロシア・モスクワで停戦合意に署名、10日正午に発効したものの、両国の停戦違反が度々伝えられています。

イランはこれまで数回にわたり、アルメニアとアゼルバイジャンの双方に対し、衝突の即時停止と自制、対話を呼びかけています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://urmedium.com/c/japaneseradio

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

 https://soundcloud.com/user-614960283

タグ