アルメニアとアゼルバイジャンの衝突が継続
10月 22, 2020 03:54 Asia/Tokyo
アゼルバイジャン領内のアルメニアの実行支配地ナゴルノ・カラバフ地域をめぐる両国の軍事衝突が、発生から25日後も依然として続いています。
IRIB通信によりますと、アゼルバイジャン国防省は声明を発表し、依然としてアルメニアとの衝突が続いているとした上で、アゼルバイジャンのタルタル県もアルメニア側からの砲撃を受けたことを明らかにしました。
また、同国の対空防衛部隊がアルメニアの無人機1機を撃墜したことも表明しています。
ナゴルノ・カラバフ地域をめぐるアルメニアとアゼルバイジャンの軍事衝突は、先月27日に始まりました。
この両国は停戦成立後も、互いに相手を停戦違反で非難し合っています。
この衝突は事実上21日水曜まで続いており、アゼルバイジャンはアルメニアがナゴルノカラバフ地域から出て行くべきだとしています。
この紛争の継続により、両国の戦争を煽るシオニスト政権イスラエルなどの地域政権や地域外の国の一部の利益が逆に確保されることになりそうです。
しかし、イランなどの国は、地域でのこの紛争拡大の悪影響に注目し、衝突の停止および、国際法にそった建設的な対話による紛争解決を求めています。
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