アゼルバイジャン・アルメニア両国の空軍に多大な損害
10月 22, 2020 18:06 Asia/Tokyo
ナゴルノ・カラバフ地域をめぐるアゼルバイジャンとアルメニアの衝突で21日水曜、両国の空軍に多大な損害が出ました。
IRIB通信が、アゼルバイジャンの首都バクーから報じたところによりますと、同国国防省は、21日水曜にアルメニアの無人機4機を探知し、防空システムによって撃墜したことを明らかにしました。
一方、アルメニア国営ラジオも同日、同国国防省の発表として、アゼルバイジャン軍の戦闘機1機を撃ち落したことを明らかにしました。
ナゴルノ・カラバフ地域をめぐるアルメニアとアゼルバイジャンの新たな軍事衝突は、先月27日に始まりました。
両国の紛争は停戦成立後も事実上、現在まで継続しており、互いに相手を停戦に違反したとして非難しています。また、アゼルバイジャンはアルメニアがナゴルノカラバフ地域から出て行くべきだと主張しています。
この紛争の継続により、両国の戦争を煽るシオニスト政権イスラエルなどの地域政権や地域外の一部の国の利益が、逆に確保される可能性があります。
しかしイランなどの国は、地域でのこの紛争拡大の悪影響を鑑み、紛争の停止、さらに国際法にそった建設的な対話による問題の解決を求めています。
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