ナゴルノ・カラバフでアゼルバイジャンとアルメニア間の軍事衝突が継続
10月 29, 2020 19:52 Asia/Tokyo
アルメニア国防省は、アゼルバイジャン軍が停戦協定に違反し、ナゴルノ・カラバフの紛争地域において同国軍の拠点に対する攻撃を続けていると非難しました。
アルメニア国防省は29日木曜、「さまざまな地域で激しい衝突が続いている」と発表しました。
アゼルバイジャン国防省も衝突が継続していることを認め、「数か所のアルメニア軍基地が自国軍により攻撃され、アルメニア軍兵士多数が死傷した」と発表しています。
この発表によりますと、この24時間に、アルメニア軍の多くの軍事装備と軍事基地数か所が破壊されたということです。
これより以前にアゼルバイジャンのアリエフ大統領は、アルメニア軍との衝突における自国軍の前進と、13の農村の解放を発表しています。
係争中のナゴルノ・カラバフ地域でのアゼルバイジャンとアルメニア間の軍事衝突は先月27日に始まりましたが、ロシア・モスクワで両国が結んだ停戦協定にもかかわらず、衝突が依然として継続しています。
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