10月 31, 2020 15:31 Asia/Tokyo
  • アルメニアとアゼルバイジャンが、民間人を狙わないことで合意
    アルメニアとアゼルバイジャンが、民間人を狙わないことで合意

ナゴルノ・カラバフ地域をめぐり紛争中のアゼルバイジャンとアルメニアが、この紛争において民間人や住宅地を狙わないことで合意しました。

AP通信によりますと、ナゴルノ・カラバフ問題の解決プロセスを進める欧州安全保障協力機構OSCEミンスク・グループは31日土曜、スイス・ジュネーブでのアルメニアとアゼルバイジャンの外相協議のあと、声明を発表し、「双方は、民間施設や民間人を故意に狙わないこと、死亡した兵士の遺体や捕虜名簿を交換しあうことで合意した」と表明しています。

先月27日、この両国による紛争がナゴルノ・カラバフ地域で開始され、これまで3回にわたり国際社会による仲裁で停戦が成立したにもかかわらず、1ヶ月以上経つ現在まで依然として衝突が続いています。

アゼルバイジャンはこの紛争で、領土保全の原則に依拠し、アルメニアの占領行為の停止を求めています。

一方、アルメニアは現地住民の「自決権」の原則を根拠とし、ナゴルノ・カラバフ地域のアルメニア人の権利の正式承認を求めています。

 

 

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