10月 31, 2020 19:05 Asia/Tokyo

アゼルバイジャン軍戦闘機が、31日朝、同国領内のアルメニアの実効支配地・ナゴルノカラバフ地域の中心都市ステパナケルトを爆撃しました。

IRIB通信が、アルメニアの首都エレバンから報じたところによりますと、アルメニア国防省はこのニュースを発表するとともに、「今回の攻撃は、複数の民家や市場などに対し行われたもので、甚大な被害が出てている」と表明しています。

アルメニア国防省の発表によりますと、今回の爆撃はスイス・ジュネーブでの同国とアゼルバイジャン両外相による30日金曜の会談後に発生したものです。

この会談で、両者は住宅地の不可侵で合意していました。

ムナツァカニャン・アルメニア外相とバイラモフ・アゼルバイジャン外相は、欧州安全保障協力機構・OSCEミンスク・グループの仲介により、ジュネーブで会談しました。

この会談では、ナゴルノ・カラバフ問題をめぐる両国の紛争に関して協議される予定でしたが、この会談の詳細な内容はまだ明らかにされていません。

アゼルバイジャンとアルメニアは、先月27日から両国の係争地ナゴルノ・カラバフ地域をめぐる衝突の勃発当初から、互いに相手を停戦違反や軍事拠点への攻撃で非難しています。

さらに、一部の地域諸国の介入もこの衝突の激化に追い討ちをかけています。

 

 

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