フィリピンで、台風22号により27人が死亡

11月 14, 2020 18:28 Asia/Tokyo

フィリピン市民防衛局が、台風22号（アジア名・ヴァムコー）によるこれまでの死亡者数が、少なくとも27名に上ったことを明らかにしました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、フィリピン市民防衛局の発表では、ヴァムコーは同国の首都マニラを襲った、最近数週間で3個目の台風で、マニラ市近辺の複数の州ではこの台風により洪水が発生している、ということです。

この報道によりますと、被災地の住民は自宅退去を余儀なくされ、また一部の地域の人々は冠水や水位上昇により高台に避難しているということです。

フィリピンの救援関係機関は、この台風による犠牲者数が増加しており、警察はマニラ市内各地での死亡者数を42人と発表しています。

毎年、フィリピンではおよそ熱帯性低気圧により20個の台風が発生していますが、中でも同国史上最大とされているのは、2013年に7300人の犠牲者を出した台風ハイエンとされています。

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