中国で、人工太陽が初稼動
12月 05, 2020 20:34 Asia/Tokyo
中国で、「人工太陽」とも呼ばれる核融合研究装置が稼動を開始しました。
中国の報道各社は、同国がクリーンエネルギーの生成を目的とする、「人工太陽」とも呼ばれる核融合研究装置の初稼働に成功し、核エネルギー研究能力の分野で目覚ましい進歩を達成したと報じました。
中国国際放送ラジオは5日土曜、次世代制御可能核融合研究装置「中国還流器2号M(HL-2M)」が同国で最大、かつ最新鋭のものとされ、科学者らはこの装置によるクリーンエネルギーの生産に希望をかけている、と報じています。
この装置は強力な磁場を利用して高熱と高温のプラズマを融合させ、太陽のコア熱のほぼ10倍の温度に当たる1億5000万度以上の温度に到達する能力を備えています。
この装置の建設は昨年末に完了しており、莫大な発熱とエネルギーを生み出すことから、しばしば「人工太陽」と呼ばれています。
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