韓国政府、「竹島の日」記念式典開催に関して日本公使呼び抗議
2月 22, 2021 20:54 Asia/Tokyo
韓国外務省が、島根県による「竹島の日」の式典の開催をめぐり、在韓日本公使を呼び出し、抗議しました。
韓国・ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、韓国外務省のキム・ジョンハンアジア太平洋局長は22日月曜、島根県が「竹島の日」の式典を開催したことを受け、在韓日本大使館の相馬弘尚総括公使を同部庁舎に呼び出して抗議しました。
韓国が独島と称する竹島を巡り、島根県は2月22日を条例で竹島の日と定め、2006年から毎年式典を開催しています。
なお、日本政府は今年の式典にも内閣府政務官を派遣しており、加藤勝信官房長官はこの日の会見で、「竹島は日本固有の領土だ」と改めて主張しました。
韓国の広報活動などに取り組む誠信女子大のソ・ギョンドク教授は同日、島根県の丸山達也知事宛てに、竹島が韓国領である理由を説明する日本語の資料を添付した「竹島の日」の式典廃止を求める抗議の電子メールを発信し、メールには「行事を行うからといって、独島が日本の地になるわけではない。歴史的、地理的、国際法的に独島は明白に韓国の地だからだ」と記したことを明らかにしました。
ソ教授はこれまでに6回、式典前に島根県を訪れていましたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大のために現地には行けず、メールで抗議した形となっています。
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