韓中外相が会談、朝鮮半島平和プロセス進展への努力を確認
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韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官が3日土曜、中国福建省のアモイで、同国の王毅国務委員兼外相と会談しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 03, 2021 18:52 Asia/Tokyo
  • 韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官と中国の王毅国務委員兼外相
    韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官と中国の王毅国務委員兼外相

韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官が3日土曜、中国福建省のアモイで、同国の王毅国務委員兼外相と会談しました。

韓国のヨンハプ通信によりますと、鄭氏の就任後に韓中外相会談が開かれるのは今回が初めてとなります。米中の対立が続く中で会談した両氏は、北朝鮮核問題など朝鮮半島平和プロセスの進展に共に取り組むことで見解が一致し、来年の韓中国交正常化30周年に向け、両国関係発展のため努力することも確認しました。

王氏は会談冒頭で、「韓中は戦略的協力パートナーであり、地域の平和と安定において同様の立場を取っている」とし、「中国は韓国と共に対話方式で朝鮮半島問題の政治的解決プロセスを推進する」と述べました。

一方の鄭氏も、「韓中は朝鮮半島の完全な非核化という共通目標を持っている」とし、「中国政府がこうした努力を支持していることに感謝する」と述べました。また、「朝鮮半島情勢の安定した管理と朝鮮半島平和プロセスの実質的な進展において中国の積極的な役割を期待する」と強調しました。

 

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